調神社の風景

市民からは「 つきのみや 」の名称で親しまれていますが,正しくは『 つきじんじゃ 』と読みます。その創建は古く,縁起では崇神天皇の勅創とあり,平安時代に編纂された延喜式神名帳にも調神社の名があります。鳥居の無い神社として有名で,伊勢神宮の御調物( みつぎもの )を納める倉庫から発展した神社という説はかなり有力です。普通,神社には狛犬が見かけられますが調神社では守り兎です。この事からも月待ち信仰とも結び付けられています。

正月の初詣,6月30日の大祓,7月20日の例大祭,9月の十五夜祭( 日時は未定 ),12月12日の通称12日まち( 大歳の市 )など多くの参拝客が訪れます。

  • 社殿正面

  • 享保年間に建てられた大社殿

  • 守り姫兎を用いた手水舎

  • 手水舎の奥に神楽殿

  • 調神社中山道入り口 守り姫の兎像

  • 旧兎像 萬延二年(1861年)に造られたとされる。今は手水舎の奥に

  • 参拝者を見守る兎像